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尿路(腎、尿管)結石治療をご希望の方へ

結石が引き起こす症状の特徴は、突然起こる腰の痛みや下っ腹の激痛です。腎臓でできた石が、尿のとおり道である尿管につまったりすることによって、このような症状を引き起こします。

診断は尿検査、超音波検査、レントゲン検査、CTなどで行います。

治療は、結石の位置と大きさなどによって選択します。一度ご相談ください。

結石の再発予防について

腎結石ができる主な原因は食生活と言われています。腎臓にできる石はほとんどがシュウ酸カルシウムというものなので、シュウ酸を多く含む食物を摂取することによって、結石ができやすくなると言われています。

ホウレンソウは特にシュウ酸を多く含むと言われています。ただシュウ酸はその他多くの食品に含まれているのでなかなか制限できません。

かわりにカルシウムを同時に摂取しましょう(ホウレンソウ+かつおぶし、コーヒー・紅茶+低脂肪ミルクなど)。カルシウムは腸管内で食事由来のシュウ酸と結合するため、腸でのシュウ酸の吸収を抑制することができ、結石再発の予防になります。

また脂肪を多量に摂取すると、吸収されずに腸管内に残った脂肪酸がカルシウムと結合します。このためシュウ酸と結合すべきカルシウムが減少して、腸から吸収されるシュウ酸が増加し、結石ができやすくなります。塩分・糖分は尿へのカルシウム排泄を増加させるので控えることをお勧めします。

腎結石、尿管結石の予防法 まとめ

  • 【1】水分の摂取を多めに(1日2Lがめやす)
  • 【2】カルシウムを多めに摂取する(低脂肪・無脂肪牛乳、乳製品)
  • 【3】脂肪の多量摂取を控える(動物性脂肪)
  • 【4】塩分・糖分の過剰摂取を控える
  • 【5】規則正しい生活を心がけ、バランスのよい食事を

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